【イケメン青田買い】『君へのメロディー』徹底特集!―佐藤永典さん×岡本玲さん×佐々木喜英さん×横井健司監督 インタビュー

  • 2010年10月12日更新

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お久しぶりの【イケメン青田買い】。旬の若手イケメン俳優・佐藤永典さんと佐々木喜英さんが共演の『君へのメロディー』を徹底特集します!

2010年10月9日(土)より、池袋テアトルダイヤにて絶賛公開中の『君へのメロディー』は、記憶喪失の少女・ユウを献身的に見守るトキヤの、せつなくも温かいラヴ・ストーリー。主人公のトキヤを佐藤さん、ヒロインのユウを岡本玲さん、そして、キー・パーソンのシュンを佐々木さんが演じています。

公開を記念して、佐藤さん、岡本さん、佐々木さん、そして、本作のメガフォンを執った横井健司監督に、たっぷりとお話を伺ってきました! ↑の写真、左から、佐藤さん、岡本さん、佐々木さん、横井監督です。

また、9月12日(日)に東京で開催された完成披露試写会のフォト・ギャラリー、更に、本作のロケがおこなわれた「ハッピーペンション」の情報も、併せてお届けします。この記事を読んで、あなたも『君メロ』マスターになってくださいね!

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― 本作の脚本を初めて読んだときの印象は?

佐藤永典さん(以下、佐藤) トキヤはどういう気持ちなのだろうかと、冷静に考えることができませんでした。普段、恋愛映画などをあまり観ないので、トキヤの感情を自分が表現して見てもらうのは、難しいことだな、と。3年間に渡る物語なので、それだけでも難しいと思いましたが、「演じるときに、軸がぶれなければよい」と(横井監督に)言われて、よく考えればそうだな、と考えました。

岡本玲さん(以下、岡本) 横井監督にお会いする前に脚本を読ませていただいたのですが、「人を好きになる」という気持ちを、いろいろな言いかたや仕草で表している作品なので、ユウというキャラクターもとてもやりがいのある役だと思って、絶対に演じたい、と思いました。

佐々木喜英さん(以下、佐々木) 初めて脚本を全部読み終わったときは、ラストの意外な展開に驚きました。あと、サトちゃん(=佐藤さん)が主役のトキヤを演じるということが、とても楽しみでした。サトちゃんとは、以前、舞台で共演したのですが、そのときに彼が演じた財前光という役と、今回のトキヤ役は、まったく違うキャラクターなので、とても楽しみに思ったんです。

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― 完成した本作を観て、いかがでしたか?

佐藤 撮影期間は短かったのですが、期間中は朝から晩まで撮っていて、(主演なので)ずっと出させていただいていたので、不安な点がたくさんあったんです。クランク・インしたばかりのときに撮影したシーンなどは、とても必死に演じていたあまり、憶えていないくらいで。表情だけで演じるシーンが多かったり、ラストのシーンは直前で台詞が変わったりしたので、ずっと不安でした。でも、完成した作品を観たら、とてもよい映画で、編集の力も素晴らしくて(笑)、頑張って演じてよかったな、と思いました。

岡本 私も佐藤さんと同じで、完成するまでは、とても不安でした。クランク・インする前の本読みの段階では、まだわからない部分も多くて、(ユウという役柄を)なかなかつかめなかったんですね。でも、撮影が開始するまでに、何度も脚本を読んで考えたので、現場にはいってからは、周囲のかたがたやロケ地の雰囲気を感じて、自然にやろうと思いました。
クランク・インしたら、撮影が進むにつれて、自分の中にどんどんユウがはいってくるのを、とても感じました。撮影中は、モニターでのチェックなどができない環境だったので、どういうふうに画面に表れているのだろうか、と不安もありましたが、完成した作品を観たら、ゆったりとした独特の雰囲気の、いろいろな見かたができる映画になっていたので、とてもよかったと思いました。

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佐々木 僕はこれまで舞台の仕事が多くて、映像の経験が少なく、映画は初めてだったので、(撮影中は)映像の枠内で収めるということが、とても難しかったんです。今回は、喧嘩をするシーンがわりと多かったのですが、たとえば、相手の顔と自分の手の間隔があいていると実際に殴っているように見えなくて。サトちゃんと僕が喧嘩をするシーンでは、ふたりでとても苦労したのですが、横井監督には、「猫パンチ対ダンスの喧嘩みたいだな」と言われてしまって(笑)。でも、(完成した作品を観たら)うまく映っていたので、朝から頑張って喧嘩をした甲斐がありました(笑)。

― 喧嘩のシーンは、いずれもとても迫力がありましたが、横井監督は具体的に演出をなさったんですか?

横井健司監督(以下、横井) 今回の作品には、アクション監督や殺陣師がいなかったので、僕と助監督のふたりで、「こんな感じで」と実際に動いてみせて、それを佐藤くんと佐々木くんにやってもらいました。ふたりとも、アクションや殺陣にあまり慣れていなかったので、距離感やカメラのはいりかたなど、初めは難しく感じたようでしたね。

― 佐藤さんと岡本さんは、ピアノを弾くシーンが多かったですが、おふたりはもともとピアノがお得意なんですよね。

佐藤 昔はやっていたんですが、あまり弾けなくなっちゃったんですよ。でも、今回の映画で弾いたら、昔を思い出しました。

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― 岡本さんの演じたユウは、初めはピアノが弾けなくて、トキヤに習ってだんだん上達していく、という役でしたが、序盤はわざと拙く弾かなくてはならなかったので、大変だったのでは?

岡本 一時はピアニストを目指して本格的に取り組んでいたので、(今回の撮影では)指の使いかたなどにぎこちなさが足りない、と(本作のピアノ指導の)先生に細かく注意されたこともありました。

― トキヤとユウの連弾のシーンは、とても微笑ましくて、素敵でしたね。

岡本 そうですね。でも、練習のときは、本当にちょこっとしか、合わせてやらなかったんですよ。重要なシーンだから、どうしよう、と思っていたんですけど、意外とうまくいって。

佐藤 そうですね。クランク・インして最初の2~3日はピアノを弾いていなかったので、とても不安だったんですけど、あのシーンは意外と……。

横井 あのようなシーンは、現場の空気が作用するのもあるんですが、佐藤くんも岡本さんも役にはいっていたので、練習で弾いていたときとは、まったく違う感じで弾けて、流麗になりました。連弾のシーンがそのようになったのは、ふたりが役にはいったことでピアノもその一部となって、互いの役に対する気持ちがしっかりと重なったからだと思います。

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― 役作りなどについて、横井監督から、お三方へ事前にアドバイスはしたのですか?

横井 本読みの段階に少し話しましたが、役作りに関して、佐藤くんにはあまり言いませんでした。ただ、トキヤという人間の気持ちの流れを演じることについては話しました。
岡本さんにも、細かい演出は特にしませんでしたが、記憶喪失であることに対する考えかたについては、少しお話ししました。
役作りという意味では、(この三人の中では)佐々木くんには一番、いろいろ話しましたね。彼は繊細なニュアンスが感じられる人なので、そこを断ち切ってもらわないと、シュンという役には、なかなかはいりこめないと思ったんです。

佐々木 そうでしたね。横井監督に言われたことを、たくさんメモをした憶えがあります。

横井 そういう真面目な点は佐々木くんのよいところのひとつなんですが、シュンは「なにも考えていないんじゃないか」という部分がある役なので、その真面目なところを越えて、計算だけでない部分で演じてもらうために、いろいろとお話をしました。

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― この映画のトキヤのように、自分の大切な人や家族が記憶喪失になったら、どうすると思いますか?

佐藤 この映画に関わる前だったら、適当な態度をとっていたかもしれません。なってみないとわからないので、想像がつかなくて。でも、「自分だったら、どうするだろう」というのは、撮影しているときにも、一番考えたことだったんですよ。自分なら、トキヤのようにはできなくて、相手をひっぱたいて記憶を呼び戻す(一同、爆笑)。……というのは冗談で、友達や家族が記憶喪失になったら、力になれるように頑張ると思います。

岡本 トキヤのように、自分のしていることが相手のためになるのか、わからないときがあると思うんですね。たとえば、映画の中でユウが倒れるシーンがありますが、そういうときは、(私がトキヤだったら)自分が相手の隣にいてはだめだ、と考えてしまう部分も、私には性格的にすごくあると思います。ですから、相手を傷つけないように、と一定の距離を置いて見守っていると思います。

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佐々木 記憶がなくなった人の面倒をずっと見るということは、自分の一生をその人のために捧げるということじゃないですか。実際に考えたら、今、自分がやっている仕事などもできなくなってしまうので、そういうことを考えると、いろいろ難しいのですが……。でも、もし自分の家族や本当に大切な人が記憶喪失になったら、自分の仕事も続けながら、できる範囲で、面倒を見ていくと思います。

― 岡本さんから見て、佐藤さんと佐々木さんの「イケメンらしからぬ部分」は、どういうところですか?

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岡本 敢えて、「らしからぬ部分」ですか?(笑) そうですね……、佐藤さんは誰に対しても自分をシャット・アウトしないので、彼のおかげで現場が和みます。あと、完成した映画では使われていなかったのですが、腕を冷たいタオルで拭くシーンでは、とてもワイルドに拭いていましたよ(笑)。
佐々木さんは、周囲の女の人が緊張してしまうくらい、繊細な方だな、という感じがします。髪型なども、普段からいつも綺麗にされていて。
そういう意味では正反対のふたりだと思いますが、穏やかで「ほわん」としている部分は共通しています。でも、こういったことは全部、「イケメン的」なことかもしれませんね(笑)。

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― 舞台、映像、歌と、幅広くご活躍のお三方ですが、今後はどういった活動をしていきたいですか?

佐藤 体が硬くてダンスが苦手なので、ダンス以外のことなら(笑)。いえ、もちろん、ダンスのお仕事もあれば頑張りますが、今回、こうして映画に出させていただけたので、これからもっと頑張って、映画もドラマも、いろいろ出演させていただけるようになりたいです。舞台や歌も好きなので、全部頑張りたいです。
将来、ほかの映画で横井監督に呼んでいただいて、「表情がよい」と言っていただけるようになりたいですね(笑)。純粋に、いろいろな経験をして、楽しく仕事をしていきたいと思っています。

岡本 お芝居、バラエティ、歌、声優のお仕事など、いろいろなことをやらせていただいていて、そのつど、不安になることも多いのですが、ひとつを乗り越えたら、違う分野のお仕事でも応用できるといった成長があります。ですから、あらゆることをやらせていただけるうちは、範囲を狭めずに、いろいろ挑戦して、吸収して、最終的には、女優としてお芝居を続けていけたらいいな、と思っています。

佐々木 僕は、歌って踊って、その上でお芝居をするということが、自分がなにかを演じていて一番しっくりきて、気持ちよいんです。なので、ミュージカルの舞台はとても好きです。ただ、舞台も映像も、それぞれ違う勉強になることがたくさんありますし、今回、映画に出演させていただいて柔軟性がついた部分もあると思うので、これからもいろいろな仕事を深く広くやっていきたいです。
2010年11月24日にアーティストとしてCDを発売することになっているので、今後は俳優業とアーティスト業の両立も頑張っていきたいと思っています。

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― 『君へのメロディー』をご覧になるみなさまへ、メッセージをお願いします。

佐藤 ぜひ、映画館へ観にきてください! 撮影中は毎日、朝から晩まで全力で取り組みましたので、とにかく観ていただきたいです。観ていただいたら、いろいろご感想はあると思うんですけど、とりあえず、まずはぜひ、観にきてください。

岡本 観る場所や、観たときの自分の感情や気分によって、いろいろいな捉えかたができる作品だと思うので、「次は、違う視点で観てみようかな」など、一度だけでなく何度も観ていただきたいです。いろいろ想像して、考えていただける作品だと思います。

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佐々木 この作品で僕が演じたシュンは、クラスのガキ大将で、喧嘩っ早くて、だらしない服装をしていることもあるキャラクターですが、恋愛に関しては本当に消極的で、自分の想いを相手になかなか伝えられないという性格の役柄です。でも、自分の想いを伝えようとトキヤに相談したり、告白の台詞を一生懸命考えたりといった、シュンが頑張っていく過程を意識して演じました。シュンのそんな姿を見たお客さまが、自分がためこんでいる気持ちや秘めた想いなどを、大切な人に伝えるきっかけになってくれたらいいな、と思っています。

横井 人の幸せの形というのは、人それぞれでいろいろあると思いますが、この作品では、トキヤが自分の中で幸せの形の最終地点にたどりついています。ただ、それはトキヤにとっての最終的な幸せの形なので、見る人によっては、いろいろな捉えかたがあると思います。
この作品のみならず、人の生きかたは一方向だけではなく、幸せの形は、人によって何通りもあるものだと思います。この作品を通して、自分の生きかたを見つめ直していただけるのではないかと思っています。「人の幸せの形」を考えながら、何度もご覧になっていただきたいですね。
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IMG_1762 ▼佐藤永典さん プロフィール
1990年2月14日埼玉県生まれ。2008年ミュージカル『テニスの王子様』財前光役でデビューし一躍人気者となる。2009年『僕らはあの空の下で』で映画初出演。その後も映画『月と嘘と殺人』、DVD「プライベートジャーニー」、ドラマ「ドラマティックジャーニー~プーケットの輝き~」に出演。また2010年には、「Tシャツ三国志」「冒険者たち」「マグダラなマリア」と3本の舞台に出演。今後も映画『ライトノベルの楽しい書き方』が2010年12月4日公開。
所属事務所 公式プロフィール

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IMG_1832 ▼岡本玲さん プロフィール
1991年6月18日和歌山県生まれ。雑誌「nicola」のモデルでデビューし中高生のカリスマモデルとして活躍。ドラマ「赤い糸」「タンブリング」、映画『憐 Ren』、テレビ「めざましテレビ」(CX系)の「MOTTOいまドキ!」レギュラー出演中!CMでは「サーティーワンアイスクリーム」出演など幅広く活動中。今秋に映画『おにいちゃんのハナビ』が9月25日公開。
岡本玲さん 公式サイト

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IMG_1809 ▼佐々木喜英さん プロフィール
1987年10月4日生まれ。特技はダンス。舞台やミュージカルの出演多数。主な出演作として配信ドラマ「恋愛約束」、ミュージカル『テニスの王子様』など。映画は、本作でスクリーンデビューとなる。今後の出演作として、朗読劇「私の頭の中の消しゴム」、年末には一条ゆかり漫画原作、大石静脚本の舞台「プライド」で池之端蘭丸役を演じる。その後も映画・舞台で多数出演が予定されている。また、ミュージシャンとしても活動を始動。
佐々木喜英さん 公式サイト

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IMG_6864 ▼横井健司監督 プロフィール
三池崇史監督などの多数の有名監督の下で助監督につき、2002年『SEMI 鳴かない蝉』で劇場映画デビュー。その後も映画、Vシネマの多数の作品を手掛ける実力派監督。映画『タクミくんシリーズ』では、若手俳優を爽やかに演出し、映像美とその繊細なタッチで多くの観客を魅了した。

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▼『君へのメロディー』
作品・公開情報

日本/2010年/98分
監督・編集:横井健司
出演:佐藤永典 岡本玲
佐々木喜英 他
製作:日本出版販売
ポニーキャニオン
ビデオプランニング ワコー
制作:ビデオプランニング
配給:日本出版販売
宣伝:太秦
コピーライト:(C)2010 君へのメロディー製作委員会
『君へのメロディー』公式サイト
※2010年10月9日(土)より、池袋テアトルダイヤにてロードショー。
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《フォト・ギャラリー@2010年9月12日 完成披露試写会(東京)》
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《セレブの靴チェック!》
佐藤永典さん 岡本玲さん 佐々木喜英さん
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《『君メロ』は、ここで撮影されました!》

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ほぼオール・ロケで撮影がおこなわれた『君へのメロディー』。せつないラヴ・ストーリーの舞台となったのは、千葉県の九十九里に実在する「ハッピーペンション」です。
トキヤとユウが過ごした花にあふれる庭や、ピアノの旋律が胸に沁みたあの部屋を、実際に訪れることができますよ。ぜひこのペンションに宿泊して、『君メロ』の世界へ旅をしてみてくださいね。
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▼ハッピーペンション
〒289-1726 千葉県山武郡横芝光町木戸8405-10
ハッピーペンション 公式サイト
※ご宿泊等のお問い合わせは、上記公式サイトへお願い致します。
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『君へのメロディー』 関連商品
「君へのメロディー」メイキングDVD トキヤの呼吸 Breath of 佐藤永典 [DVD] 「君へのメロディー」メイキングDVD シュンの鼓動 Beat of 佐々木喜英 [DVD]

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取材・編集・文:香ん乃 スチール撮影(インタビュー・完成披露試写会):卯里学

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  • 2010年10月12日更新

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